経済産業相が「さらなる大型店の展開によって地域社会の秩序に支障が生じる」と述べ、「規制を強化することが必要だ」としております。競争政策というよりも中小企業保護の色彩が強いもので、「競争」というより「競争者」を保護するものです。大規模小売店だから規制するというのではなく、小売業において公正かつ自由な競争が行われる基盤を整えていくことこそが大切なのではないかと思います。
「大型店出店の規制強化検討=地域社会の秩序に支障-経産相」(時事通信2010/10/07)
<http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010100700296>
「大畠章宏経済産業相は7日午前、大規模小売店の出店で地域の商店街が衰退している問題に関して「さらなる大型店の展開によって地域社会の秩序に支障が生じる」との認識を示した。その上で「規制を強化することが必要だ」と述べ、大規模小売店の出店規制強化を検討する考えを明らかにした。」
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